介護というと、多くの人が身体的なケアや日常生活のサポートを思い浮かべますよね。しかし、心のケアも同じくらい重要だって思うんです。鏡を見てニッコリ、’自分はイケてるかも?’って思う瞬間って、美味しいものを一口食べた時の高揚感と同じくらいあると思っています。いくつになっても女性ならきれいでいたい!って欲はあると思うんです。美容は、介護において心を癒し、生活の質を向上させる重要な役割を果たしてくれるんじゃないかと、最近思っていてこの辺りでお手伝いというかケアというか。そういうのができるんじゃないかと、自分の80過ぎの母親をみて考えることがあります。
美容が与える心理的効果
美容は、人の心に直接影響を与えることができます。例えば、ヘアカットやメイクアップは、見た目を変えるだけでなく、自尊心を高め、気分をリフレッシュさせることがあります。介護を受ける人々も例外ではありません。彼らは、美容によって、自分自身を大切に思う気持ちや、前向きな気分を取り戻すことができるんじゃないでしょうか?
介護現場での美容活動の実例
最近、介護施設では美容活動を取り入れる動きが見られるようです。例えば、訪問美容師によるヘアカットサービス、簡単なネイルケア、またはメイクアップ教室などです。これらのサービスは、利用者に新たな自己表現の機会を提供し、日々の生活に彩りを加えるって素敵なことですよね。
美容と心の健康
美容サービスは、ただ見た目を整えるだけではなく、心の健康にも寄与します。新しい髪型やきれいな爪は、自己肯定感を高めることができ、これが精神的な健康に良い影響を及ぼします。介護を受ける人々にとって、こうした小さな変化が大きな喜びを与えるって大事なことですよね。食事は健康などから制限があったりしますが。おしゃれはそんな制限がないところがよいな、と。
気を付けたいこと
介護というかお年寄りの方に美容を取り入れる際は、以下のポイントに注意が必要だとも思います。まず、利用者の健康状態や好みを考慮すること。また、美容活動は楽しい時間であることを重視し、無理強いせず、その人らしいスタイルを尊重するようにすること。親切心は時に自分の価値観を押し付けてしまうことがありますが、そういったことがないよう楽しい時間にしたいものです。
年老いた母親と過ごすことで気がつくことが多々あります。 先日眉カットをしてほしいと眉をカットするハサミをもって私のところに来た母をみて、やはりいくつになっても女性は女性。きれいでいたいものなんだな~と。 自分の美容に関しては日々研究をしているけれど、お年寄りにメークできるようなものももしかすると役に立つこともあるかも?? 勉強しようかな~と考えたりしています。
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