老後の準備を少しずつ進めていると、
最近よく目にするようになった言葉があります。
「死後事務委任契約」
正直、最初は
「ちょっと重たい話だな…」
「まだ早いんじゃない?」
そう思っていました。
でも、独身の身としては、
避けて通れない話かもしれない。
そう感じて、少し調べてみることにしました。
死後事務委任契約って、簡単に言うと?
とてもざっくり言うと、
自分が亡くなった後の手続きを、あらかじめ誰かにお願いしておく契約
です。
亡くなった後って、
実はやることが本当にたくさんあります。
- 死亡届の提出
- 葬儀や火葬の手配
- 病院や施設の支払い
- 住まいの片付け・解約
- 公共料金やスマホの解約
- 遺品整理
これらを
「誰がやるのか」「どこまでやるのか」
事前に決めておくのが、死後事務委任契約。
相続や遺言とは違うもの
ここ、勘違いしやすいポイント。
- 遺言書 → お金や財産を誰に渡すか
- 死後事務委任契約 → 亡くなった後の実務的な手続き
役割が全然違います。
独身だと、
「相続人はいるけど、手続きまでは頼みにくい」
というケースも多い。
だからこそ、
死後事務は切り分けて考える
という発想は、すごく合理的だなと思いました。
独身でも、本当に必要?
結論から言うと、
「必須ではないけど、あると安心」
これが今の私の正直な感想です。
こんな人は、特に検討する価値がありそう。
- 配偶者や子どもがいない
- 家族に負担をかけたくない
- 亡くなった後のことを自分で決めておきたい
- 身元保証人サービスは使いたくない
「誰かが何とかしてくれるだろう」
では済まないのが、独身の老後。
そう考えると、
死後事務委任契約は
自分のためでもあり、周りの人のためでもある
そんな制度に見えてきました。
誰にお願いするの?
ここが一番悩ましいところ。
選択肢としては、
- 信頼できる知人や友人
- 兄弟姉妹・親族
- 行政書士や司法書士などの専門家
ただ、
個人にお願いする場合は、
精神的・時間的な負担が大きいのも事実。
最近は、
専門家に依頼して、
報酬を支払う形を選ぶ人も多いそうです。
「気持ち」より「役割」としてお願いする。
独身には、この考え方が合っている気がしました。
費用はどれくらい?
内容や依頼先にもよりますが、
- 数十万円程度
- 事前に預託金を用意するケースもあり
安くはありません。
でも、
「亡くなった後の混乱を減らす」
「誰にも迷惑をかけない」
そう考えると、
一つの保険のようなものかもしれません。
まだ元気なうちに考える意味
死後事務委任契約は、
判断能力がしっかりしているうちでないと結べません。
だからこそ、
「まだ早い」と思っている今こそ、
調べる価値がある。
すぐ契約しなくてもいい。
でも、
選択肢を知っておくだけで、
老後への不安は少し軽くなります。
今の私の結論
- 今すぐ契約するわけではない
- でも、独身には現実的な選択肢
- 「何もしない」より「知っておく」
死後のことを考えるのは、
決して暗いことじゃない。
これからの時間を、安心して生きるための準備
そう思えるようになりました。
独身の老後は、
自分で決められることが多い分、
自分で整える自由もある。
少しずつ、
できるところからでいい。
そんな気持ちで、また一歩前に進もうと思います。

